大野町の住民有志、住民投票実施を求める署名を町選管に提出
update 2004/12/30 10:16
【大野】上磯町との合併の是非を問う、住民投票の実施を目指す町民有志は29日、町選管に住民投票条例制定の直接請求の署名簿を提出した。集まった署名は1055人分。直接請求に必要な町の有権者数の50分の1にあたる176人以上(2日現在)を上回った。
この日は、代表の古俣芳衛さん(72)と木下寿実夫さん(69)が町役場を訪れ、町選管の小野正吉委員長に、署名簿を手渡した。
古俣さんは「短期間の活動だったが、法定の5倍を超える署名が集まった。苦労したが大きな成果。合併に対する町民の関心の深さをあらためて感じている」と話した。
署名簿の提出を受け、吉田幸二町長は「町の将来の発展を思った行動と把握し、敬意を表する」と述べた。
町選管は、来年1月18日までに署名簿を審査する。数を確定し、7日間の縦覧を経て署名簿を代表者に返付。これを受けて代表者は条例制定の本請求に入る。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。