元日に弁天・大黒通りで笑福七福神

update 2004/12/30 10:16

 新年の幕開けを盛大に迎えよう―。函館市弁天町13の通称・大黒通りで来年の元日、七福神のユニークな仮装と「宝船」の渡御(とぎょ)で祝う「笑福七福神祭」が行われる。同通り中央の空き地で、もちつきも実施するなど楽しいプログラムが満載で、新たな年の門出を大いに盛り上げてくれそうだ。

 西部地区の町おこしに取り組む「笑福七福神祭実行委員会」(井上清美委員長)の主催で、同通りで行うのは昨年に続き2回目。

 宝船はスギ材を使用した和船型で、帆を張った状態で高さ4メートル、長さ7メートル、幅2メートル。昨年製作して以来、大黒通りで実施の各種イベントに引っ張りだこの人気者だ。

 宝船渡御は同日午前零時ごろ、同市入舟町の入舟漁港を出発し、20分ほどかけ大黒通り中央空き地前に到着する予定。祭りの来場者にお雑煮を振る舞うほか、お楽しみの「大入り袋」を配布する企画も用意した。

 昨年は約400人が同通りを訪れるにぎわいとなり、井上委員長は「飛び入りで七福神の仮装もできます。元旦という記念日に大黒通りに足を運び、良い思い出を」と広く市民に来場を呼び掛けている。

提供 - 函館新聞社



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