町民400人が集結…大野町で北海道新幹線着工決定でセレモニー

update 2004/12/29 12:22

 【大野】北海道新幹線の来年度着工が決まったことを受け、新函館駅が建設される大野町は28日、町役場前でセレモニーを開いた。400人近い町民が集結し、長年待ち望んだ吉報に、喜びを分かち合った。

 吉田幸二町長らが、新幹線誘致に取り組んできた歴代の町長に着工決定を墓前で報告した後、町役場前でセレモニーを開会。吹雪の中、町民が大挙した。

 吉田町長、長尾信秀町議会議長、町北海道新幹線建設促進期成会の福原昭一会長がくす玉を割ると、大きな拍手が起こった。

 続いて吉田町長は「新幹線が町内をさっそうと走る姿を思うと感無量。(着工決定は)歴代の町長や議長、町民の皆さんが尽力したたまもの。町や道南地域の活性化に貢献することを願っている」と声を張り上げ、喜びを全面に表した。

 鏡割りの後は福原会長の発声で、訪れた町民が升酒を手に全員で乾杯。万歳三唱し、会場は笑顔に包まれた。

 知人とセレモニーに参加した池田良子さん(72)は「新幹線着工の決定はテレビで知ったが、初めは実感できなかった。乗れる可能性が出てきてうれしい」などと話していた。(阿部里子)

提供 - 函館新聞社



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