ラスパイレス指数・財政難で抑制し４年連続の減少

update 2004/12/28 10:16

　政令指定都市の札幌市を除く道内２１１市町村（今年４月１日現在）の地方公務員の給与平均が、国家公務員の給与水準を１００とした場合のラスパイレス指数で、前年比２・７ポイント減の９５・９となり、過去最低を４年続けて更新した。道南では全２７市町村が下がった。渡島管内の森町が同２・４ポイント減の９８・６で最も高く、松前町が同６・８ポイント減の９０・７で最も低かった。函館市は同２・５ポイント減の９５・４だった。

　道が発表した地方公務員の給与実態調査で分かった。

　指数調査は、地方公務員給与が国家公務員に比べて高いとの指摘を受けて始まり、１９７４年の１１０・６をピークに減少傾向が続いている。本年度に指数が低下したのは、財政難などで各自治体が給与抑制に取り組んでいるためとみられる。

　指数が前年より減少した自治体は道内で２０６団体で、全体の９７・６％を占める。最高は空知管内北竜町の１０１・９（前年比０・３ポイント減）で、最低は留萌管内増毛町の８９・２（同８・８ポイント減）だった。

　道南の指数を減少幅でみると、最も大きいのは渡島管内木古内町で７・３犖此・任眈・気い里和臾遏∧‥隋⊆・瑤裡劃・韮亜Γ轡櫂ぅ鵐噺困世辰拭・r

　また、道職員の指数も過去最低を更新し続け、前年比１・９ぽいんと減の９８・５で、初めて１００を割った。

　総務省のまとめによると、今年４月１日現在の地方公務員（一般行政職）の給与平均は、ラスパイレス指数で、前年比２・２犖困裡坑掘Γ垢砲覆辰拭・愎瑤・隠娃阿魍笋辰燭里蓮■隠坑僑廓・猟敢些・楼瞥莉蕕瓩董・r
　全国の自治体の９２・８％にあたる２９４１団体で１００未満となった。最高は東京都の１０２・９で、最低は愛媛県魚島村（現在は合併により上島町）の７３・３だった。

提供 - 函館新聞社

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