式典規模は、議論の秘けつは?/市に合併関連の問い合わせ相次ぐ
update 2004/12/27 10:16
「平成の大合併」道内第1号となった函館市に、他市町村や各合併協議会などから問い合わせが相次いでいる。全道をはじめ、遠くは九州など、全国から照会があるという。市企画部合併担当は「第1号であることに加え、30万人規模というインパクトもあるのだろう。道内では当分、同規模の市町村合併がないとみられ、先進事例として、問い合わせは今後も続くのでは」とみている。
市に対する問い合わせは合併実施前からあった。法定協議会での議論中には行政視察が23件あったほか、一般市民や民間企業からもさまざまな質問が寄せられた。
ただ、合併後は質問内容がより具体化しているのが特徴で、1日3、4件あるという。特に市町村や法定協議会が、合併記念式典・祝賀会の構成や規模、費用などについて尋ねるケースが目立つという。
次いで、町、字名の扱いや制度一元化への調整方法など、合併に向けた事務作業の手法についての照会が多く、中には「合併議論をスムーズに進める秘けつは」という質問もあるという。
同担当は現在、約1500件に上る合併協定項目の調整内容など、関連業務の資料化を進めており、年度末までに作業を終える予定。今後は問い合わせに加え、行政視察も再度、増えると予想しており、「協定項目の資料など、できる限り情報を公開し、われわれのノウハウを提供していきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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