年賀状区分けピーク/機械と人の手で1日100万枚以上処理

update 2004/12/27 10:15

 市函館中央郵便局(青木進局長)では、年賀状をあて先別に分ける区分け作業がピークを迎えた。1時間に5万枚を処理する機械は24時間フル稼働。機械で郵便番号が読み取れなかったものは、短期職員(アルバイト)が手作業で区分けをする。同局は年賀状だけで1日約100―150万枚を処理している。

 手作業で分ける分は局舎2階に年賀状専用の区分け棚を設置。午前9時から午後9時までの間、約60人体勢で取り組む。1人当たり15分で300枚を処理する。女子高生や主婦らがそれぞれ担当場所に張り付き、郵便番号や住所を確認しながら地域別に分けられた棚にはがきを入れていく。

 同局の予想取扱量は約1500万枚で、このうち他局へ回す「差立」は約1200万枚、同郵便局内の「配達」は約260万枚を見込んでいる。区分けのピークは大みそかまで続き、アルバイトも1日約90人に増える。

 同局は「元日に皆さんのあいさつを届けるためにも、1日でも早く投かんしてほしい」と呼びかけている。

提供 - 函館新聞社



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