医療画像、脳神経セントラルクリニックが優秀賞
update 2004/12/26 14:23
東京国際フォーラムで18、19両日開かれた、東芝メディカルシステムズ(栃木県大田原市)主催の医療イベント「メイドフォーライフ」の医療画像審査で、函館市梁川町の脳神経セントラルクリニック(松崎隆幸院長)がCT(コンピューター断層撮影法)4列2列マルチスライス部門で優秀賞に選ばれた。松崎院長は「自分たちの技術が第3者の目で評価されうれしい」と話している。
この審査は医療画像の診断価値を高めるために「画論―ザ・ベストイメージ」と称して1993年から毎年実施。各医療機関が診察などで使っている画像を公募し、専門家らが画像の有用性や画質、手技、工夫性などを総合評価する。
同4列2列マルチスライス部門には、80の医療機関が応募。脳神経セントラルクリニックは、脳の手術をシミュレーションし、さらにコンピューター処理して画像を制作。特に動画を用いたことが高い評価へとつながった。
画像を制作した診療放射線技師の砂子豊晴さん(34)は「詳しいデータを用意することで、診断の精度が高まり、安全性の高い手術につながる。目で見て理解しやすい画像を心がけてきた」と振り返り、「(賞は)今後の自信につながる。さらに研さんを積んで患者さんに還元していきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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