来年度政府予算/市要望の事業概要まとまる
update 2004/12/25 12:16
来年度の政府予算案に関連して函館市が要望した事業概要が、24日までにまとまった。市の予算に関連する事業の要望額は、112億9000万円で、事業額は本年度中に確定する。函館空港のエプロン新設、旧函館区公会堂保存修理、元町公園の緑地事業などが盛り込まれた。市予算には関連しない事業は北海道新幹線整備事業など16件で、内定額は9423億8000万円(道開発予算全体ベース)だった。
市予算に関連する事業のうち、国施行は3件で要望額26億2100万円。函館港万代ふ頭の改良、同港幹線臨港道路(第2工区)の整備、函館空港のエプロン新設、照明工事など。椴法華港では、臨空道路や東物揚げ場の改良などが行われる。
道施行分は8件で要望額39億7900万円。本年度予算と比べると9億4300万円増え、木直漁港(南茅部地域)、大澗漁港(恵山地域)などの基盤整備を行う。
市が主体となって実施する分は10件で46億9000万円。主な事業は、石川・小田島川・常磐川改修工事、五稜郭跡復元整備、函館公園など3公園の緑地整備事業など。
最終的な事業費は国、道との調整を経て決まるが、市企画部は「ほぼ要望通りだった」としている。
市予算に関連しない事業のうち国施行分は5件、道施行分は11件。内定額は、北海道新幹線整備事業706億円、函館・江差自動車道などの国道整備事業2550億1800万円、戸井漁港・小安漁港(戸井地域)・日浦漁港(恵山地域)などの基盤整備事業379億4700万円など。(吉良 敦)
提供 - 函館新聞社
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