ハウスクリーニング専門業者が一般家庭の大掃除でピーク
update 2004/12/24 14:48
年の瀬を迎え、ハウスクリーニングの専門業者による一般家庭の大掃除が、函館市内でピークを迎えている。長引く不況の影響で、1軒丸ごと清掃を注文する家庭は少ないものの、油汚れのひどいレンジ回りや、カビが発生した浴室などの部分的な清掃の依頼が多い。匠(たくみ)の技で、1年のあかを流してくれるとあって、素人ではてこずる難所をプロに任せる“単品”清掃が定着しそうだ。
業者によってサービスが異なり、汚れ具合で料金が違うため「相場」はないが、「不況の影響で年々、低下傾向」(業界関係者)。ハウスクリーニング森広(函館市桔梗1)は「小さな一戸建てなら、4―5万円で請け負う」ものの、「注文は換気扇だけなど単品がほとんど」という。
「ダスキンホクジン」(函館市陣川1)は1日平均8件の予約が入り、フル稼働の状態。こちらも、レンジフードや浴室など、汚れが落ちにくい「お客さまの手に負えないところ」(同社)の部分注文が多い。
料金はレンジフードが1万5000円、浴室が1万2000―1万3000円。共働きで留守がちな家庭や、高いところに手が届きにくい高齢者に予約が集中している。今週末から、来週半ばにかけてがピークという。
掃除のコツについて、清掃業10年のベテラン、同社スタッフの丹羽明子さん(47)は「油汚れは熱湯に漬け、洗剤を使うと、きれいに落ちる」とアドバイス。「汚れは時間がたつほど落ちにくくなる。レンジ回りは表面をこまめにふいて、取り外しが難しい内側はプロに任せてほしい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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