函館税関が11月の函館港貿易概況を発表
update 2004/12/23 13:19
函館税関は22日、11月の函館港貿易概況を発表した。輸出は、大型船の出荷がなく、前年同月比4・8%減の2億8200万円と前年割れし、輸入が0・3%増の13億8300万円と横ばいだった。1月からの累計では、輸出入とともに100億円の大台に乗り、前年の通年実績を上回った。
輸出は3カ月連続のマイナス。造船が同86・7%減の2200万円と大幅にダウンしたことが響いた。ただ、鉄鋼くずが好調で、中国の経済成長に伴う鉄くず価格高騰などが追い風となり、同2・4倍の1億8800万円と、輸出全体の66・6%を占めた。
輸入は、4カ月連続のプラス。メーンの魚介類・同調整品が同14・6%減の6億6800万円と2けたの落ち込みとなったが、石油製品が同2・6倍の1億6500万円、石炭が同1・6倍の3億1500万円と伸び、木材の全減を補った。
2004年の累計は、輸出が前年同期比24・6%増の111億円、輸入が同13・1%増の130億円に上り、ぞれぞれ03年の通年実績、91億円、128億円を11カ月で超えた。
同税関管内(道内と青森、岩手、秋田の東北三県)では、輸出が電気機器の倍増で、同8・9%増の342億円と過去2位と高水準。輸入は原・粗油や石炭が伸び、同42・4%増の923億円と過去4位を記録した。
提供 - 函館新聞社
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