桧山北部3町が合併議決…来年9月に「せたな町」誕生
update 2004/12/22 10:25
【北桧山、瀬棚、大成】北桧山、瀬棚、大成の3町で21日、第4回定例町議会が開かれ、3町の合併関連議案をそれぞれ賛成多数で可決した。3町は来年9月に対等合併し、新生「せたな町」が発足することが決まった。
合併関連議案は、現在の3町を廃止して新町を設置する「廃置分合」を申請するなどの内容。3町は来年1月、高橋はるみ知事に対して廃置分合を申請。3月の道議会議決を経て、総務相に合併を届け出る。各町の閉町式などを経て9月に新町が発足する。
「平成の大合併」に伴う合併議決は、21日に同じく議決を行った宗谷管内枝幸・歌登両町と並んで道内5番目となる。
合併後の新町の人口は1万1251人(11月末現在)。桧山支庁がある江差町(1万330人、同)を抜き、管内最大の町となる。
新しい町役場は、現・北桧山町役場に置き、大成・瀬棚の両町役場は総合支所となる。郡名は大成町の「久遠郡」を継承。合併後5年間は合併特例法に基づく特例区を旧町単位に設ける。
合併議決について、桧山支庁の橋本英司副支庁長は「3町の努力で議決を経て合併に進むことは大変喜ばしいことだ。今後のマチづくりに対して、道として最大限の支援を行っていきたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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