放火の可能性強まる…西署が現場検証
update 2004/12/22 10:19
函館市若松町の商店街で20日、8棟が燃えた火災で、函館西署と函館市消防本部は21日、火元とみられる空き店舗の元洋品店を中心に現場検証を行った。分電盤(ブレーカー)を落としていたことなどが分かり、放火の可能性が強いとみて、引き続き調べている。
同署などによると、空き店舗1階の出入り口から右側奥の燃え方が最も激しいという。木造2階建てだが、右側の壁は耐火性のある土造で、出入り口は施錠されていた。
建物は1945年ごろにでき、昨年10月まで洋品店として営業。その後、洋菓子店が今年10月まで倉庫として使っていた。電気が使用できないことで漏電の可能性は低く、ほかに火の気もないことから、放火の可能性が強まっている。
この日の現場検証は重機を使って残がいを取り除いた上で、警察、消防25人体制で調査した。同署と同市消防本部は22日も現場検証を行い、出火原因の特定を進める。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。