朝市取り壊し始まる/完成は来年3月下旬

update 2004/12/19 14:50

 函館朝市第一商業協同組合(井上敏広理事長)の組合員が店舗を連ねる建物の取り壊しが、18日に始まった。建物全体がシートで取り囲まれ、解体業者はほこりが舞わないように放水しながら、重機で解体している。

 同建物は、1925年ごろに塩の倉庫として建てられ、48年から市場として使用。同組合員など26店が営業していたが、進行中の市駅前土地区画整備事業に触発され、80年ぶりの建て替えを決意。11月中に全店が立ち退いていた。

 当初の着工予定は11月下旬だったが、業者選定などの影響で半月遅れた。1週間ほどで更地にし、鉄筋コンクリート2階建ての商業施設を建てる。広さの異なる21店舗が営業できるスペースがあり、バリアフリー設計で、和洋折衷の外観が特徴だ。

 完成は来年3月下旬すぎ。4月中旬から順次店舗が入り、営業を開始する

提供 - 函館新聞社



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