道と北中央会が05年産米生産目標数量の市町村別配分決める
update 2004/12/17 10:04
道と北農中央会は、2005年産米の生産目標数量の市町村別配分を決めた。渡島管内は1万3890トン(本年産比610トン減)、桧山管内は2万106トン(同687トン減)だった。21日に渡島、桧山両支庁が市町村に説明を行い、年内にも市町村から生産者に配分される。
生産目標数量は、生産力、商品性、販売力を総合評価し、上位ランクの市町村に傾斜配分する方式で算定した。渡島では大野町が3981トン、桧山では今金町が7027トンで、最も多かった。
コメの作付け割り当ては04年産米から、生産調整(減反)面積配分から、生産目標配分に変更されている。北海道の05年産の目標数量は61万1910トンで、今年より1万410トン減少。これに伴い、渡島への配分は610トン減の1万3890トン、桧山へは687トン減の2万106トンとなり、面積換算では、渡島が今年より58ヘクタール減の2982ヘクタール、桧山が99ヘクタール減の4134ヘクタールと予想される。
各市町村への配分では、菓子向けの契約栽培などが多いもち米は、昨年が不作で需要が高いことから、今年と同じ3万7301トンとした。
残りのうるち米57万4609トンは、02年度から実施している「米のガイドラインの考え方」を基本に、生産力や商品力などの総合評価で、各市町村を7つのランクに分類。下位の3ランクから、2・5%、1・5%、0・5%の比率で、上位3ランクに回す傾斜配分とした。
ランク付けの対象となった道内112市町村で、最上位だったのは芦別市など8市町。道南関係分では、桧山管内今金町が3ランクに入ったのが最高。
提供 - 函館新聞社
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