サクラマス資源保護対策として船釣りにライセンス制導入

update 2004/12/16 10:18

 【江差】桧山海区漁業調整委員会(会長・市山亮悦ひやま漁協組合長)は、桧山管内沿岸でのサクラマス資源保護対策として「船釣りライセンス制」の導入を決めた。来年1月20日から5月31日まで、ライセンスがなければ制限海域内でのサクラマス釣りが規制される。

 制限海域は、奥尻島を含む桧山管内沿岸全域。遊漁船業者のほか、プレジャーボートなどを使って個人で釣りをする場合も対象になる。

 釣りに使用する釣りざおは1人1本、漁獲量も1人当たり1日10尾以内に制限する。釣りができる時間は日の出から日没まで。遊漁船業者、プレジャーボート所有者には、釣りをした人から釣果報告を受け、ライセンス期間終了後には船舶ごとに総数を届け出ることを義務付けた。漁獲制限を設けない1本釣り漁を行う漁業者も、ライセンスが必要。

 規制に従わない場合、次回のライセンス取得を認めないなどのペナルティーも科すとしている。 ライセンスの第1回申し込みは今月17日から29日まで。第2回は来年2月1日から15日までを予定。ひやま漁協内の「桧山管内さくらます船釣りライセンス制実施協議会」で受け付ける。取得時、遊漁船2万5000円、プレジャーボート7000円、1本釣り漁船2500円の協力金が必要となる。問い合わせは同委員会TEL01395・2・1010(内線2670)へ。

提供 - 函館新聞社



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