開局前に３０人の列…年賀状の受け付け開始

update 2004/12/16 10:16

　今年も残りあと半月となった１５日、年賀状の受け付けが全国一斉に始まり、函館中央郵便局（函館市新川町、青木進局長）では、新年のあいさつやメッセージを書き込んだ年賀状を手にした人が訪れ、専用ポストに投函した。

　同局では午前９時の開局前に３０人が並んだ。受け付け開始とともにロビーで式典が行われた。函館共愛会中央保育園の園児２５人が唱歌「お正月」などを合唱、早々に投かんを済ませた人から拍手が送られていた。

　家族４人分の１２０通を投函した市内の女性（７８）は「毎年、受け付け初日に投函できるように家族が年賀状を書いている。これで年末に向け家事に専念できます」と話していた。

　同局では、来年１月１０日までの間に、引き受け約６００万通、配達約２６０通と見込んでいる。集配のピークとなるのは２３日から来年１月５日ごろまで。今年は２日も配布することになり、アルバイト３００人を雇い、仕分けや配達に当たる。

　同局では、「元日に届けるには、２４日ごろまでに投かんしてほしい」と呼び掛けている。

提供 - 函館新聞社

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