熊石町が3000日交通死亡事故ゼロ達成

update 2004/12/14 10:15

 【熊石】熊石町は11日、交通死亡事故ゼロ3000日を達成した。13日には平沼栄二桧山支庁長が町役場を訪れ、藤村正二町長に高橋はるみ知事の感謝状と金の表彰盾を伝達。丸田寿範江差署長も、町と熊石交通安全協会、館平交通安全協会に署長感謝状を贈った。

 平沼支庁長は「町民の交通安全に対する意識の高さが表れた。今後も記録更新に向けて頑張ってほしい」と激励。丸田署長も「江差署管内各町と同程度の交通量があり、交通の難所である雲石峠もある中での達成は意義深い。交通安全協会によるパトライト運動など地道な取り組みが成果を上げた」と述べ、町民ぐるみの交通安全運動を高く評価した。

 藤村町長は「町の誇りとなる記録だ。八雲町との合併が実現すれば熊石町としての記録が途絶えるのが残念だが、何とか旧町単位で記録を引き継ぎ、死亡事故ゼロを続けられるよう頑張りたい」と話していた。

 同町では1996年9月、国道229号で乗用車とトラックが正面衝突し、女性1人が死亡して以来、死亡事故が発生していない。

 3000日の記録は、大成町が83年8月から91年6月までに達成した2869日を超え、桧山管内の最長記録となった。11月30日現在で道内6番目の記録。同町では、町民が町外でも死亡交通事故を起こしていない記録も7年目に入っている。

提供 - 函館新聞社



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