湯浜でミイラ化した女性の変死体発見
update 2004/12/9 20:21
8日午後5時25分ごろ、函館市湯浜町9のマンション地下物置で、ミイラ化した死体を、建設会社の男性従業員(33)が見つけ、110番通報した。
函館中央署の調べでは、死後数カ月たった女性とみられ、地面にあおむけで横たわっている状態だった。粘着テープのようなもので手を縛られ、女性用の下着を身に付けていたという。同署は事件に巻き込まれた可能性が高いとみて捜査している。
物置は同マンションの地下駐車場の奥にあり、建設会社が資材置き場として使用していた。
同署は、女性の身元確認を急ぐとともに、司法解剖して死因を調べる。
マンション近くにはパトカーや捜査車両が止まり、出入り口には「立ち入り禁止」の黄色いテープが張り巡らされるなど、一時は物々しい雰囲気に。通りがかりの人が足を止めたり、近所の人が窓から顔をのぞかせたりして、マンションの出入り口付近を眺める姿も見られた。
現場は、湯の川温泉街に近接する住宅街。付近住民によると、老舗の飲食店などは店を閉じ、近年、アパートやマンションが増え始めたいう。
30年ほど前から同市湯浜町8に住む民宿経営の男性(70)は「最近、車両火災があるなど騒がしいが、いつもは静かなまち。定住者が減り、近所づきあいが年々希薄になっている印象はありますが…」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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