「武器や核はいらない」…道南地区母親大会が赤紙配り反戦を訴える
update 2004/12/9 20:19
日本軍がハワイ真珠湾に侵攻し第2次世界大戦に突入した63年前の12月8日を風化させないよう、道南地区母親の会(千葉光江会長)の会員10人が8日、函館市本町の丸井今井デパート前で、「12・8平和を守る母親行動」と称し、戦争放棄をうたった憲法第9条の遵守や反戦を市民に訴えた。
全国各地の母親大会の連絡会と連動した平和運動で、毎年12月8日に行っている。
会員たちは、当時国が発行した赤紙(召集令状)の見本を掲載したアピール文を道行く市民に配布し、「この赤紙1枚で愛する家族を戦場に送り出すことを強制された。武器や核はいらない。子どもたちの未来を守るため2度と戦争に参加してはいけない。徴兵制が復活する下地を作ってはいけない」と呼びかけた。
提供 - 函館新聞社
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