「バイオクリエイト」がガゴメ使った化粧水と補助食品発売開始
update 2004/12/7 13:20
道南産のガゴメ(トロロコンブの仲間)を使った製品の開発を手掛ける「バイオクリエイト」(函館市豊川町、高野元宏社長)初の商品が完成した。化粧水「アクアスト」と栄養補助食品「ラミネスト」で、7日から、インターネットを通じて発売する。今後は酢や入浴剤など、幅広い商品の開発を計画している。
アクアストは、ガゴメの保湿成分に着目して開発。桧山管内熊石町の海洋深層水から作った、天然のにがりをガゴメの抽出液に加えた。
ラミネストは、粉末状にしたガゴメを錠剤に加工。「ぬめり成分が腸内環境を整え、生活習慣病の予防にもつながる」という。
価格はアクネストが48ミリリットル入り2800円、ラミネストが60グラム(約180粒)3800円。
同社は今後、ガゴメエキスを入れた黒酢や、シャンプー、リンス、ハンドクリームなど、健康をテーマにした積極的な商品展開を予定。「将来的には年間10億円の売り上げを目指す」(同社)と自信をみせる。
同社は、昨年スタートした産学官連携で新産業創出を目指す、文部科学省の「都市エリア産学官連携促進事業」から生まれた、道南初の共同出資会社。函館市内の水産物加工業や薬品販売業など3社が、今春に設立。ガゴメに含まれる「フコイダン」や「アルギン酸」「ラミナラン」などの物質を使った商品の開発を進めている。
問い合わせは同社TEL0138・22・7181、ホームページhttp://
提供 - 函館新聞社
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