函館港イルミナシオン映画祭閉幕/観客動員数伸びる

update 2004/12/6 10:18

 函館のマチを映画で彩る「函館港イルミナシオン映画祭」(同実行委員会主催)は最終日の5日、函館山展望台クレモナホールで全上映を終了し、閉幕した。4日間の期間中の観客動員数は前年比500人増の1800人(主催者発表)を記録。10周年の節目にふさわしく、豪華なゲスト陣を迎え、多くの映画ファンを魅了した。

 期間中上映したのは長短編それぞれ14作品ずつで、計28作品。ゲストは同映画祭ゆかりの森田芳光、篠原哲雄両監督のほか、俳優の永瀬正敏さん、松田美由紀さんら24人が参加した。

 観客数は出演者の永瀬さん、宮崎あおいさんのゲストトークがあった4日の「ラブドガン」(渡辺謙作監督)がトップで200人。次いで、最終日の「MASK DE 41」(村本天志監督)が148人、オープニング上映の「ときめきに死す」(森田監督)が146人で続いた。

 今回は1995年3月の「函館山ロープウェイ映画祭」から10年目を迎え、記念パーティーを開催。集客力のある人気スターを招いたイベントを企画し、観客動員数は3年ぶりに増加に転じた。

 最終日は「MASK DE 41」のほか、バンクーバー国際映画祭グランプリ作品「ある朝スウプは」(高橋泉監督)など3作品を上映。強風でロープウエーが運行を見合わせ、開演が約1時間遅れたものの、次々にファンが詰め掛けた。

 閉会式で米田哲平実行委員長は「このマチから映画人を出すことで、映画祭が10年、20年と続いていく。映画を撮り続ける映画祭でありたい」と締めのあいさつ。参加者は別れを惜しみながら、来年の再会を誓い、映画の祭典に幕を閉じた。

提供 - 函館新聞社



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