イルミナシオン映画祭スタート/10年記念し多くのファン集う

update 2004/12/3 13:41

 函館のマチを映画で彩る「函館港イルミナシオン映画祭」(同実行委員会主催)は2日、函館市末広町の金森ホールで10周年記念の前夜祭を行い、映画の祭典が幕開けした。1995年3月の「函館山ロープウェイ映画祭」から10年目を迎え、記念パーティーを開催。道内外から多くの映画ファンが集い、メモリアルに祝杯を上げた。

 前夜祭は来年公開予定の「メタセコイアの木の下で」(桜井真樹監督)のプレミア上映で開幕。続いて同映画祭ゆかりの「オー・ド・ヴィ」(篠原哲雄監督)、「オートバイ少女」(あがた森魚監督)、「パコダテ人」(前田哲監督)の函館ロケ3作品を競映し、10年間の歩みを振り返った。

 午後8時半からは10周年記念パーティーを開き、米田哲平実行委員長が「ぜひこのマチから、映画人を生み出したい。映画のマチ函館を一緒に盛り上げ、3日間楽しみましょう」とあいさつ。篠原、前田両監督、ハンガリー出身の女優ハルカ・オースさんらが駆け付けるなか、同映画祭ディレクターのあがた森魚さんのライブで盛り上がり、節目の喜びを分かち合った。

 同映画祭は3日から、函館山展望台クレモナホールに舞台を移し、長短編23作品を披露。同映画祭ゆかりの森田芳光、篠原哲雄両監督のほか、俳優の永瀬正敏さん、松田美由紀さんらをゲストに迎え、トークを交えたイベントを企画している。

 3日は昨年のシナリオ大賞短編部門グランプリ受賞脚本を3人の監督が映画化した「ノーパンツ・ガールズ」や、森田監督の原点ともいえる函館ロケ作品「ときめきに死す」などを上映。賞金300万円の「函館市長賞」をグランプリにする「第8回シナリオ大賞」の授賞式は、午後5時20分から開会式を兼ねて行われる。

提供 - 函館新聞社



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