檜山北部3町合併協議会…「せたな町」として対等合併へ
update 2004/12/2 12:19
【北檜山】大成、瀬棚、北檜山の3町で組織する、法定の檜山北部3町合併協議会(会長・内田東一北檜山町長)の合併協定調印式が7日、北檜山町健康センターで開かれる。3町は2005年9月に「せたな町」として対等合併する運びとなった。
調印式には、3町の町長や法定協委員らが出席し、平沼栄二檜山支庁長が立会人を務める。
新町名は「せたな町」とし、町役場は現在の北檜山町役場に置く。大成・瀬棚の両町役場は総合支所とする。合併後5年間は旧町単位で、合併特例法に基づく「合併特例区」を設置する。
3町と今金町で介護保険事務を共同処理している、檜山北部広域連合(今金町)は、合併時点で解散。檜山管内10町で組織する檜山広域行政組合(江差町)は、新町で再加入する。
檜山北部地域では03年4月、今金町を加えた4町による任意協議会が発足したが、今金町は今年1月に離脱。4月に残る3町で法定協を設置した。11月下旬までに11回の協議会を開き、22項目からなる合併協定項目に合意した。
同管内では、熊石町が八雲町との支庁界を超えた合併協議を行っている。江差、上ノ国、厚沢部、乙部の4町で組織した、檜山南部4町合併協議会は、今年8月に解散。北部の今金町とともに、各町は単独存続に向けた行財政改革を検討している。離島の奥尻町は、来年度施行の合併新法を念頭に、函館市との「飛び地合併」も視野に含めながら、生き残りに向けた模索を続けている。
提供 - 函館新聞社
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