鹿部消防署が南渡島消防事務組合に正式加入

update 2004/12/1 10:59

 新「函館市」の誕生で、渡島東部消防事務組合が解散したのに伴い、鹿部町が1日、南渡島消防事務組合(本部・上磯町)へ正式に加入、運用を開始する。職員の異動はなく当面、救急出動などは各消防署が受け、対応する。

 同町の加入で、南渡島事務組合の管轄は614キロ平方メールから725平方メートルに拡大。今年4月現在で1723世帯、8万2758人の生命を守る。駒ケ岳災害対策の連携強化も図る。

 同組合では既に(1)大沼など七飯、鹿部両町の隣接地区で起きた災害は、両町の消防署で対応(2)上磯町にある石油コンビナートで火災発生時は鹿部町も出動―することを申し合わせている。

 消防庁は、全国で進む自治体合併の流れに伴い、人口10万人を基準とした消防署の広域再編を進めている。

 このため、鹿部町は9月下旬、南渡島の管理者の海老澤順三上磯町長に加入を打診。同町は、七飯町と合併協議が破談となった経緯もあり、上磯、大野を含めた構成3町で意見調整に時間を要していた。

 また、東部組合の解散で単独運営を迫られる砂原町は、2005年4月の森町との合併まで砂原消防署が単独運営する。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです