朝市が中国語パンフレット作製
update 2004/11/28 12:24
函館朝市協同組合連合会(小山和男理事長)は、中国語の朝市案内パンフレット「函館朝市周辺地図」を作製した。朝市が外国語パンフレットを作るのは初めて。秋から冬にかけ、アジアからの観光客入り込みが増える時期で、中でもここ数年増加傾向にある台湾客向けのサービス充実を図ることにした。
ことしは海外から函館までのチャーター便が、過去最多の便数を記録しており、約8割を台湾便が占める。中国・台湾で出されている函館ガイドの大半に、朝市の情報が掲載されていることから、来函者の大半が朝市に来ていると判断。中国語パンフレットの作製を決めた。
パンフレットはB4判、カラーで、1万部を印刷した。朝市全体の地図をはじめ、朝市の歴史、買い物時に使う例文・単語などを掲載。会員店やインフォメーションコーナーなど、朝市内の約100カ所に置いた。
採用した中国語は、中国で一般的な北京語。買い物時の例文・単語は、日本語と中国語のほか、読み仮名に当たる日本語のローマ字を併記した。「ウニ 海胆 uni」や「刺身 生魚片 sasimi」など、海産物を中心に24種類。
例文は「これの値段はいくらですか?」や「何がおいしいですか」「トイレはどこですか」など、実用的な18文。なかには「試食できますか」や「値引きしてもらえますか?」も並んでいる。
同連合会は「パンフレットを手に買い物する客もおり、会員店からの評判も上々」と言い、「今後要望があれば、会員店用の中国語のガイドブックも作りたい」と、さらなるサービスの充実に努める考えだ。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。