お歳暮商戦、出足好調
update 2004/11/24 10:17
師走を控え、函館市内のデパートやスーパーマーケットでは、お歳暮コーナーが続々と開設された。品ぞろえは、どの店も地元・函館や北海道産の海産物などの食料品が中心。利用客のピークは11月下旬から12月中旬にかけての見込みだが、11月に注文すると割引きになる「早期割引き」サービスもあり、休日には市民が続々と訪れている。
各店とも昨年とほぼ同じ17―18日にコーナーを開設したが、テーオーデパート(同市梁川町10)だけは10月30日と、他店より半月以上も早く開始。「他店の動向や、お客さまからの問い合わせがあったため早めた。出足は好調」という。
「地元の食品を贈る」というここ数年の傾向を反映し、各店とも、食品が全体の8―9割を占める。中でも塩辛やカニなど、函館や北海道の特産物の人気が高く、イトーヨーカドー函館店(同市美原1)は、地元商品を昨年の1割から2割に増強。丸井今井函館店(同市本町32)では逆に、道内向けに、東京の有名店の菓子や総菜なども用意した。
棒二森屋(同市若松町17)では、今夏のお中元で好調だった「選べるギフト」が、お歳暮コーナーに初めて登場。20品の中から5品を選べるシステムで、受け取る側の好みに重点を置く贈り手のニーズに応えた。
各店によると、各家庭のお歳暮1件当たりにかける金額は4000円―5000円。「今から注文に来る人は、12月10―20日に届くように送っている」(棒二森屋)という。
提供 - 函館新聞社
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