28日に函館大学弁論大会

update 2004/11/24 10:16

 第5回函館大学弁論大会が28日、同大で開かれる。テーマは「函館 今・未来」。同大弁論部(渡辺裕美部長)のメンバーたちが、方言や交通、市町村合併など、幅広い視点で地域の問題に迫り、課題や展望などを発表する。

 創部以来毎年、活動成果を発表する場として一般にも公開して開いている。今年は、部員8人と社会人3人、外国人1人が弁士として参加する。

 発表内容は、函館市と近隣町村との合併、函館の少年非行や交通問題、方言など、学生たちの興味、関心に応じてさまざま。いずれも「函館に対する愛情や愛着」がベースになっており、日ごろの活動で養った弁論技術を生かすべく、筋道を立てて自分の主張を展開する。

 また、渡辺部長(3年)は第49回文部科学大臣杯全国青年弁論大会(日本弁論連盟主催)に出場し、優良賞を受賞した弁論を披露する。

 大会が近づき、現在はほぼ毎日集まり、互いの弁論を批評し合っている部員たち。渡辺部長は「特に同年代の人たちに聞いてほしい。若い世代の提言や考え方に共感し、函館の未来を一緒に盛り上げてほしい」と語る。顧問を務める小林裕幸さんは「年々、中身が充実してきている。今年はテーマが全員違い、とても面白いと思う。可能性を感じている」と話している。

 大会は午後2時から。入場無料。

提供 - 函館新聞社



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