冬の全国交通安全運動期間中交通事故減少
update 2004/11/23 13:25
道警函館方面本部は22日、冬の全国交通安全運動期間(11―20日)中の同本部管内の交通事故発生状況をまとめた。事故発生件数、負傷者ともに前年同期より大幅な減少となったが、警察官による事故を含め死者は2人だった。
同本部交通課によると、期間中の事故発生件数は前年同期比22件減の61件、負傷者は同47人減の66人、死者は同1人増の2人。19日に上磯町の国道で乗用車など4台が衝突し1人が死亡、20日には木古内町の国道で、木古内署次長の乗用車が対向車線をはみ出し、同乗者1人が亡くなった。
一方、交通違反の摘発件数は1500件で、このうち無免許運転、速度違反など事故に結びつきやすい「交通7悪」は950件。今月1日施行の改正道交法で禁止された運転中の携帯電話使用は12件だった。
同本部は期間中、イベントを開催し、取り締まりを強化するなど事故防止を呼び掛ける運動を展開。同交通課は「事故の減少は運動を確実に実践し、市民の理解が得られたからでは。残念ながら、死亡事故を抑えられなかったが、発生原因を分析し、抑止対策に生かしたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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