学校給食にクジラメニュー登場
update 2004/11/23 13:25
函館金堀小学校(西谷文子校長)で22日、給食にクジラの竜田揚げが登場し、310人の児童が味わった。クジラ肉の食文化の伝承を目的に実施され、3月まで順次、市内の公立小学校40校、中学校22校で1食ずつ提供される。学校給食でのクジラ肉の本格的な提供は27年ぶり。
使用したクジラ肉はことし3月末、函館港に初入港した鯨類調査船団(第17回南極海産ミンククジラ捕鯨調査船団)の調査母船「日新丸」(7638トン)によって持ち込まれた。
この日は金堀小を含む小学校6校で献立に上った。このうち金堀小では合同給食が行われ、3年1組と6年2組の生徒各25人が図書館で一緒に昼食をとった。栄養士の田中直子さんからクジラ肉について説明を受けた後、児童らは「いただきます」の掛け声とともに真っ先に竜田揚げに手を伸ばした。
3年生の黒崎俊和君は「豚肉や牛肉よりちょっとかたいけどおいしい」と満足。お代わりする児童が殺到し、あっという間になくなるほどの人気だった。26日は函館深堀中など中学校4校で提供される。
提供 - 函館新聞社
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