PTAと江差署「子供110番の家」PR…厚沢部館など看板設置
update 2004/11/21 14:45
【厚沢部】奈良県内での児童誘拐殺人など、全国各地で子供を狙った事件が後を絶たないことから、厚沢部町立館小(大島道夫校長)、同館中(大村雄二校長)両校のPTAと江差署(丸田寿範署長)は、事件や事故から子供を守る「子供110番の家」をPRする、手作り看板を同町館地区の3カ所に設置した。
看板設置の中心になった、館小PTA事業部の伊勢谷昌睦副部長は「館地域に3方向から入ってくる幹線道路に看板を設けた。住民や地域外の人に取り組みをPRして、子供たちを守る意識を高めたい。積極的なアピールが不審者への抑止力にもなるのでは」と話している。
看板設置に協力した同署館駐在所の岡堀哲也巡査部長も「全国で悲惨な事件が相次いでいる。これを会に地域全体で子供を守ることへの意識を高めたい。住民が小中学生の登下校時に自然に声を掛けられる環境ができれば、犯罪を未然に防ぐこともできる」と期待する。
館地区では、民家や商店など約30カ所が「子供110番の家」として登録し、玄関先などにステッカーを掲示している。事件や事故が発生した際には、警察官が到着するまでの間、子供たちを一時的に保護する役割を担っている。
提供 - 函館新聞社
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