函館港イルミナシオン映画祭 シナリオ大賞を受賞した東京在住の栗原さんに函館市長賞300万円

update 2004/11/20 13:55

 「函館港イルミナシオン映画祭実行委員会」(米田哲夫委員長)は19日、第8回シナリオ大賞の受賞作品を発表した。グランプリ作品は長編部門が東京都目黒区、栗原裕光さん(28)の「あたしが産卵する日」、短編部門が埼玉県入間市、中島直俊さん(23)の「タタズムヒト」。今年新設された賞金300万円の「函館市長賞」は、長編グランプリの栗原さんに贈られる。

 長編グランプリの「あたしが産卵する日」は、合唱部に所属する女子中学生を主人公にしたミュージカル仕立てのコメディー。栗原さんは大学職員で、2002年の第6回シナリオ大賞川本三郎賞を受賞している。

 短編グランプリの「タタズムヒト」は、地方にのみ現れる謎の妖怪をめぐるホラーコメディー。中島さんはデビュー作で、賞金15万円を獲得した。

 佳作は長編部門が、東京都武蔵野市、中村真夕さん(31)の「イトヨの夏」、東京都大田区、真鍋由起子さん(36)の「A/PART」の2作品。短編部門が横浜市泉区、斉木和明さん(24)の「オーバードライヴ」で、いずれも賞金5万円が贈られる。

 応募総数は長編が前年比91本増の218本、短編が同2本増の225本。作家の荒俣宏さん、映画監督の飯田譲治さんら4人が審査員を務めた。今回から長編グランプリが「函館市長賞」となり、賞金が30万円から300万円に跳ね上がったことが、応募作品の増加につながったようだ。

 授賞式は12月3日、函館山展望台クレモナホールで、今年の「函館港イルミナシオン映画祭」開会式を兼ねて行われる。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです