「健康づくりコース」利用好調1000人突破目前
update 2004/11/19 10:38
函館市総合保健センター(同市五稜郭町23)で開かれている「健康づくりコース」の利用が、本年度も好調だ。10月末までの利用登録者数は853人で、年間見込みの1000人を上回るのは確実とみられ、昨年度実績の1318人にも迫る勢い。市立函館保健所健康増進課は「気軽に取り組める講座に対する、市民の潜在的なニーズが示された結果では」とみている。
同センターがオープンした昨年4月にスタート。18歳以上の市民が対象で、健康診断や体力測定などを経て、個別プログラムを作るのが特徴。運動器具を備えた4階の健康増進センターを会場に、参加者1人ひとりが専用のプログラムに沿い、楽しく汗を流している。
10月末の登録者の内訳は、女性693人(81・2%)、男性160人(18・8%)。世代別では50―54歳、55―59歳がともに135人(15・8%)を占め、次いで60―64歳の118人(13・8%)、45―49歳の99人(11・6%)が続き、中高年層の利用が順調。一方、39歳以下の各世代はいずれも10%以下にとどまった。
中高年の利用が多いことについて、同課は「健康相談などもできる、保健所の講座ならではの気軽さが受け入れられているのでは」と指摘する。
また、20代の女性など、利用が少ない若年層については「家で子育てだけをしている女性などは健康診断の機会が少ない。気分転換も兼ね、受講してみては」と勧める。
利用登録は随時受け付けている。受講料は全28回で5600円。ただし、健康診断の費用は別。終了後は1回400円で、健康増進センターを利用できる。
問い合わせは同課TEL32・1515。
提供 - 函館新聞社
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