遺愛女子高放送局が北海道学生メディアコンで特別賞
update 2004/11/19 10:37
北海道学生メディアコンテスト2004(札幌国際大学主催)で、遺愛女子高校放送局が制作したドラマ「アヤコ」が特別賞(uhb賞)を受賞した。制作にかかわったのは3年生5人。長年温めてきた作品が高校生活最後の大会で認められ、「今までもらった賞の中で一番うれしい」と、喜びをかみしめている。
同コンテストは「高校生映像コンテスト」として2002年にスタート。映像制作に携わる若者の交流を目指し、今年から大学生や専門学校生にも門戸を広げた。作品は、10分以内の短編映像。6大学、7高校、2専門学校から25点の応募があった。
遺愛女子高放送局が同コンテストに参加するのは初めて。3年生5人が脚本、撮影、キャスト出演など、総出で制作。抜群のチームワークで撮影や編集作業を進め、映像の最終確認は5人全員で実施。タイプの異なるドラマ2本とドキュメント1本を作り、札幌で開かれた公開審査に臨んだ。
入賞したドラマ「アヤコ」は、女子高生ユリと守護霊アヤコとの心の触れ合いを描いたドラマ。「初めてこの学年になって作ろうと思った思い入れのある作品」でもあり、審査員からは伸び伸びとした作風や発想のユニークさなどが評価された。
公開審査にも参加した前局長の川野さやかさんは「年上の人ばかりで勉強になった。『アヤコ』には一番思い入れがあった。この学年でずっと温めてきた作品なので入賞してすごくうれしい」と語る。
顧問の森田直子教諭は「3年間の積み重ねが実を結んだと思う。性別(女子だけ)や年齢に制限がある中、素晴らしい作品を作った」と、生徒たちの頑張りをたたえている。
提供 - 函館新聞社
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