古田2つの大会新で2冠、高橋も大会新を更新―高体連函館支部水泳競技新人戦大会

update 2004/11/16 10:22

 第30回高体連函館支部水泳競技新人戦大会(高体連函館支部主催)は15日、市民プールで行われた。古田真樹(函東2年)が男子100メートル自由形で56秒39、200メートル個人メドレーで2分19秒99の大会新記録をマークし優勝した。高橋雄次(同)が100b平泳ぎで1分12秒29の大会新記録を出して優勝を飾った。大会には9校から1、2年生選手31人がエントリー。15種目に分かれて力泳し、自己記録更新を目指した。

 100メートル自由形、200メートル個人メドレーでともに大会新で優勝を飾った古田、100メートル平泳ぎで大会新を出して優勝した高橋は学校、スイミングクラブとも同じで一緒に切磋琢磨(せっさたくま)している。この日、古田は腰痛、高橋も体調を崩していたが、大会記録を更新し「記録は納得していないが、よかった」とともに笑顔を見せた。

 2人とも今月末に札幌である年齢別全道大会に照準を絞っており、練習量では今がピーク。古田は連日7000メートルほどの泳ぎ込みをしており、「個人メドレーは、腰に負担がかかるバタフライでペースダウンするかと思ったが、最後まで楽に泳げた」。9月の道南選手権で出した自己ベストにほぼ近いタイムに笑顔を見せた。

 高橋は本来50メートルを得意としており、距離が延びたことでさらにゆっくりとしたストロークでの泳ぎを心掛けた。「途中気持ちが先走ってしまった」が、序盤から抜け出し、これまでの大会記録を0秒15縮めた。古田に出場経験があるインターハイに意欲を見せており、「早く体調を万全にしてもっと記録を伸ばしたい」と来年には仲間に続く決心を固めていた。

提供 - 函館新聞社



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