現代女流書展、初の地方開催
update 2004/11/15 11:16
全国で活躍する女性書家の作品を集めた「現代女流書展」(道立函館美術館主催)が14日、函館市五稜郭町の同美術館特別展示室で始まった。漢字、篆刻(てんこく)といった伝統書から、近代詩文書などの現代書まで、豊かな表現力で発表した約120点を紹介している。12月23日まで。
同展は1970年に初開催され、今年で35回目。毎年、東京で開かれており、地方で開催されるのは初めて。全国の女性書家100人に、第55回毎日書道展で会員賞を受賞した作家のほか、本道、青森で活躍する書家を合わせた118人が出品している。
同日は開会式が行われ、斉藤正志館長が「女性らしく繊細、壮麗で力強い作品が並んでおり、本展を見ることで、日常生活に書を取り入れるきっかけになってほしい」とあいさつ。同館長ら関係者がテープカットし、開幕を祝った
初日から大勢の観客が訪れ、作品に見入る姿が見られた。また出品作家による作品解説も行われ、日ごろ書に触れる機会の少ない人たちも鑑賞を楽しんでいた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。