海猫封切り…南茅部町が舞台
update 2004/11/14 10:23
函館市と南茅部町を舞台にした映画「海猫」(森田芳光監督)が13日、全国213の映画館で公開された。道南では函館東宝会館(函館市松風町1)で封切られ、カップルが列をつくるなど初日から注目を集めた。
原作は札幌市出身の作家、谷村志穂さんの同名小説。南茅部の漁師・赤木邦一(佐藤浩市さん)に嫁いだロシア人の血を引く野田薫(伊東美咲さん)が、邦一の弟・広次(仲村トオルさん)と結ばれる愛の物語で、禁断の愛に生きた女性を叙情豊かに描いている。道南では今年2月から、南茅部や函館、椴法華などでロケが行われてきた。
新たな道南ロケ作品として、脚光を浴びているだけに、函館東宝会館には公開を待ちわびた大勢のファンが殺到。午前10時半の初回上映に約100人が入場するなど、人気を博した。
南茅部からの来館者も目立ち、ロケを見学したという主婦(65)は「原作も読んだが、最後の場面でジーンとした」と胸がいっぱいの様子。「南茅部や函館の風景描写がきれいで良かった」と、声を弾ませる主婦(78)もいた。
提供 - 函館新聞社
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