カイロバランスやまだ米国ビバリーヒルズに進出、分院６月までにオープン

update 2004/11/14 10:21

　脊椎（せきつい）矯正などのカイロプラクティックを施す「カイロバランスやまだ」（函館市人見町２０、山田清隆院長）は２００５年６月までに、米国ロサンゼルスの高級住宅地ビバリーヒルズに進出する。高所得層をターゲットに、初年度５０００万円以上の売り上げを目指す。

　カイロプラクティックは、筋肉や骨格のゆがみや障害などを矯正する療法で、米国が発祥。米国では施術に免許が必要で、野球選手やプロゴルファー、歌手など、幅広い層に支持されている。

　山田さんは、１９９７年に現施設を開設。気孔や整体などを取り入れた施術が好評で、２００４年には同市美原に分院を新設。さらに腕を磨こうと、本場・米国で勉強するうち、現地の講師に認められ、開院を勧められた。

　ビバリーヒルズでは、高級衣料品店などが立ち並ぶ「ウィッシャー通り」にあるビル内に開設する予定で、費用は約１０００万円。高所得層が相手のため、出張を中心に、６０００円から１万２０００円で施術する。１日２０人の利用客を見込んでいる。

　山田さんは「米国には、自分のような技術を持つ競合者はいない。不安はない」と自信たっぷり。成功すれば、中国のスポーツジムへのスタッフ派遣や、米国でのさらなる事業拡大も考えている。院長の渡米中も函館の本院は休まず続ける。

提供 - 函館新聞社

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