各デパートでクリスマス商戦始まる
update 2004/11/13 15:34
函館市内の各デパートでは、早くもクリスマス商戦が始まった。1年間のうち、最も書き入れ時となる年末の売り上げを伸ばそうと、各店の商戦開始時期は年々早まる傾向にある。本格的に売れ出すのは12月に入ってからだが、毛皮や宝石など、女性の心を揺さぶる商品を前面に飾り、きらびやかなディスプレーとともにクリスマス気分を盛り上げている。
開始時期を昨年より1週間早めたのは棒二森屋(同市若松町17)。3日から正面玄関にイルミネーションを施し、ムードの盛り上げに取りかかった。「贈り物の種類や趣味の多様化のため、集客が大変になっている。クリスマスの存在を消費者に早く知らせ、早く来てもらう作戦」という。
早めの来店を勧めるのはテーオーデパート(同市梁川町10)。人気ブランド商品を取りそろえるインポートコーナーには、品ぞろえが豊富なうちに購入しようという客が、早くも訪れ始めている。客足が伸びるのは12月になってからだが「メーカー側も商品をはき出しているので、直前になると在庫がない場合も多い。目的の商品があるなら、1カ月前には来店してほしい」と話す。
丸井今井函館店(同市本町32)は11日から、白と紫の「冬」をイメージした装飾に変更。「近年は“自分にご褒美を”という人が増えている」と分析。まずは冬のボーナスに照準を合わせ、消費者が「自分用」に購入する豪華なアクセサリーなどを店頭に並べた。「商戦のピークは12月中旬から。今後はパーティー用の衣服なども需要が高まる」とみている。
提供 - 函館新聞社
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