桐花中の養畑、中学校バレーボール北海道選抜に
update 2004/11/13 15:25
函館桐花中女子バレーボール部の養畑美穂(3年)が、中学生のバレーボール北海道選抜に選ばれた。来月末に大阪で開かれる全国都道府県対抗中学バレーボール大会に向け、道内各地で行われている合宿に参加。中学校生活の集大成となる最後の大会に向けて、意欲を見せている。
小学3年の時に友人に誘われ始めてから、仲間と勝利を目指して汗を流すことや試合に勝つことにバレーボールの楽しさを覚えた。当初はレシーバーとして活躍していたが、中学生になると身長が伸び、今では173aの長身を生かしたセンタープレーヤーとなった。
チームの柱として昨秋の新人大会に始まり、春季大会や中体連地区大会などのタイトルを総なめにしてきた実績を買われた。同校にとっては昨年の2人に続く、メンバー入りとなった。
これまでの合宿では札幌大谷や旭川実業など、全道トップレベルの高校とのゲームがほとんど。実戦形式の練習の中でコンビネーションや戦術を確認しながら、身に付けている。
選抜チームでも、もちろんセンターのポジションを任されている。養畑は「レフトやライトを絡めた時間差攻撃など、今まであまりやったことのないプレーができて楽しい」と笑顔を見せる。同校の岸本伸監督も「教えたことをすぐに吸収できる適応能力の高さもさることながら、誰よりもバレーボールを楽しんでプレーしているのが強み」と成長を期待する。
合宿では得意の速攻やブロードなどの攻撃、サーブ、レシーブでは手応えを感じたが、ブロックの高さに不十分さを痛感した。跳躍力をつけるための走り込みや縄跳びを日課とし、残り10日となった合宿に全力を注ぎ込む。
「代表に選ばれたからには、しっかりやらなければという意地がある」。学校としては全国出場を逃したが、北海道の代表として、そして何より函館の代表として全国大会での活躍を誓っている。
提供 - 函館新聞社
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