市内14店でガゴメそば

update 2004/11/12 13:24

 函館そばや友の会(佐々木武充会長=東京庵支店)はこのほど、函館市内の14店のそば店で、ガゴメ(トロロコンブの仲間)を食材に使った「ガゴメ長寿そば」の提供を始めた。同会は「函館の新たな食文化として定着させていきたい」とブランド化に意欲を見せている。

 ガゴメは函館の新たな特産品として注目され、文部科学省が行う都市エリア産学官連携促進事業でも開発研究が進められている。同会は、同事業を推進する中核機関「函館地域産業振興財団」からの“お墨付き”もらったうえで「ガゴメ長寿そば」を考案した。

 ガゴメには、栄養価の高いフコイダンなどが含まれ、生活習慣病予防に効果的なルチンを含むそばとともに、具財やつゆにエキスを加えることによって栄養価が倍増。健康食としても期待されそうだ。

 ガゴメの粉末をふりかけたものや、練ったガゴメのとろみをそばつゆに入れたもの、イカのすり身にとろみをまぶしたもの、ガゴメのエキスをつゆに入れてつけめんにして出すなど、各店によって調理法は異なるが、独特のトロトロ感や風味を味わうことができるという。

 金野仁実行委員長は「各店でそれぞれ工夫をこらしたガゴメ長寿そばを味わうことができます」とPR。料金は各店に委ねているが、600―700円前後で販売。

 また、ガゴメと同時に、昨年も実施した大エビそば(800円から)の提供も始めた。

 参加店は次の通り。

 西奈美(弁天)東京庵本店(末広)長寿庵(亀田港)丸京(豊川)かしわ屋(若松)もり膳(亀田町)東京庵支店(本通)長寿庵本店(中島町)松くら中道店(中道)やたら家本店(湯川)ふでむら(神山)さんてい・柏木店(柏木)いがら志(同)松くら(湯川)

提供 - 函館新聞社



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