ごみ受け入れでオンブズマンが市に申し入れ
update 2004/11/12 13:24
市民への説明がないまま、市外からの可燃ごみ受け入れの方針を固めたのは問題だとし、道南市民オンブズマン(大河内憲司代表)は11日、これまでの経緯と判断の理由などを明らかにするよう、函館市の井上博司市長あてに申し入れ書を提出した。同団体は12日、受け入れ要請をした渡島廃棄物処理広域連合の海老澤順三連合長(上磯町長)へも公開質問状を提出する。
市長への申し入れ書では(1)同連合内での責任がはっきりとしない中、受け入れ表明は安易過ぎる(2)5年という受け入れ期間の根拠が不明―などと疑問を呈した。また、海老澤連合長への質問状では(1)焼却炉のトラブルについて、責任の所在が明らかにされていない(2)今後の改善策が示されていない―などと指摘。ともに24日までの回答を求めている。
市役所で記者会見した大河内代表は「連合でごみ焼却のトラブルが発生しているが、責任の所在が明らかになっていない上、連合、市ともに住民、市民へ何ら説明をしていない。一般市民不在のまま、密室での議論には納得できない」などと話した。
提供 - 函館新聞社
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