丹崎さん、道南初の女性ソムリエ
update 2004/11/12 13:24
フランス料理店「唐草館」(函館市青柳町21)のマダム、丹崎文緒さん(39)がこのほど、日本ソムリエ協会認定のソムリエ資格試験に合格した。丹崎さんを含め、道南のソムリエは7人。そのうち女性の合格は今回が初めて。初挑戦で合格した丹崎さんは「仕事、育児、家事に追われる中で時間を作り、勉強に励んだので、言葉にならないほどうれしかった」と笑顔で振り返る。
同資格の受験は、アルコール飲料を含む飲食サービス業経験が通算5年以上あり、現在も従事していることが条件。試験ではワインの製造法や法律、ブドウの品種などの知識だけでなく、ワインの管理や接客サービスなどの能力も求められる。
丹崎さんはオーナーシェフの夫・仁さん(42)と2000年に同店を開店し、菓子、パン作りのほか、接客なども担当。店には常時100種類以上のワインがあるが、「中途半端な知識では、十分な説明ができない。お客さまに対して、知識に自信を持ってお薦めできるようになりたい」と思い始め、今春から受験を目指した。
丹崎さんは「これからはソムリエとして責任感を持ち、主人が作る料理と二人三脚で今以上にお客さまに楽しんでいただけるお店にしたい」と新たな目標を語っている。
提供 - 函館新聞社
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