堀佳奈子がサッカー全日本女子ユース道代表に
update 2004/11/12 13:21
サッカークラブチームのスプレッドイーグルの堀佳奈子(大野中2年)が、来月静岡県磐田市で行われるJOCジュニアオリンピックカップ第8回全日本女子ユース(U―18)サッカー選手権大会(日本サッカー協会主催)の北海道代表選手に選ばれた。過去にはU―15代表として全国大会出場経験があるが、今回はさらに上のカテゴリーから招集された。“格上”代表チームへの加入は精神的、体力的にも厳しさが予想されるが、日ごろは男子のチーム練習に参加しており、確実に力をつけており、堀は「チームになじんで自分のプレーをしたい」と決意を固めている。
堀にとってのU―18への挑戦は既にスタートしている。先月胆振管内大滝村で行われた、2泊3日の道代表1次合宿に参加。選手20人のうち、中学生は堀も入れて3人。室蘭選抜との練習試合などで、左サイドバックの自分のポジションに慣れることや、他の選手との連係に励んだ。
堀はことし8月、U―15の道代表として福島県での全国大会に出場した経験を持つ。だが、U―18チームの選手は「ボールに向かう気迫が全然違う」と圧倒された様子。大会直前に神奈川県などで行われる2次合宿には「もっと自分から積極的に動かなければ」と反省する。
だが、強みもある。普段のチーム練習は男子と一緒に体を動かす。この年代は体力的に一気に男女差がつきやすいとされ、堀にとっては厳しいが、本人の負けん気の強い性格も手伝って、結果的にレベルアップにつながっているようだ。阿部修士監督も「トップチームでプレーしたいという本人の意思を尊重している。春まではこの環境で頑張ってほしい」と期待する。
「ほとんどの選手が年齢も経験も上なので、思い切ってプレーすることができる」と話す。「代表チームは中盤の球出し、FWの飛び出しもうまい。周囲をよく見られようになって、チームに貢献したい」と強い意気込みを抱いている。
提供 - 函館新聞社
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