市文化団体協 白鳳章と青麒章受章者決まる
update 2004/11/11 11:17
函館市文化団体協議会(島崎啓子会長)は10日、2004年度の白鳳(はくほう)章と青麒(せいき)章の受章者を発表した。長年、文化芸術活動に貢献した個人・団体に贈る白鳳章には、江差追分会函館声徳会支部(内村徳蔵支部長)と、函館合唱連盟所属の合唱指導者、山岸淑子さん(72)が、この1年間で特に優れた文化芸術活動を展開した個人・団体に贈る青麒章には、函館子ども歌舞伎(市川団四郎主宰)がそれぞれ選ばれた。贈呈式は30日に開かれる同協議会創立40周年記念式典の中で行われる。
選考は審査委員会(14人)を設置して行われ、同協議会の会員が推薦した個人、団体が対象。10月7日の理事会で正式に承認された。
江差追分会函館声徳会支部は、長年にわたり福祉施設を訪問して民謡発表を続けているほか、1995年からは「投げ銭チャリティーコンサート」を開催。益金を寄付するなど、江差追分の普及と福祉活動の実績が認められた。
山岸さんは函館合唱連盟の活動に貢献。函館を中心に6つの合唱団を指導しているほか、親族で構成するファミリーコンサートを14回開き、合唱の振興に尽力した。
函館子ども歌舞伎はことし1月の文化庁主催の全国子ども歌舞伎フェスティバルに出演。3月にも札幌で公演し、道内外から高い評価を受けている。
受章した函館子ども歌舞伎の市川団四郎主宰は「団員たちの頑張りを褒めていただき励みになる。5年、10年を見据えながらさらに励んでいきたい」と喜びを語った。
提供 - 函館新聞社
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