27日に青函トンネルで試写会
update 2004/11/11 11:15
12月18日に全国公開される米映画「エイリアンVS.プレデター」(ポール・W・S・アンダーソン監督)の試写会が27日、青函トンネル内の竜飛海底駅で行われる。JR北海道が同トンネルを貸し出すのは初めて。海底での試写会上映は世界初といい、ギネスブック認定を目指す。
映画は「エイリアン」と「プレデター」の二大SFキャラクターが、“映画史上最大の対決”を繰り広げる夢のストーリー。南極の地底深くが舞台とあって、配給先の20世紀フォックスなどが、ムードを演出できる青函トンネルで試写会を企画した。
会場は海面下140メートルの竜飛海底駅避難所通路で、年間を通して気温16―20度、湿度80―90%と、じっとりしている。JR北海道は「貸し出すのは初めてのケースだが、今後のトンネル活用法の一つ」と協力姿勢で後押しする。20世紀フォックスは「海面下140メートルでの試写会上映は過去に例がない」と、ギネスブックに申請する予定だ。
試写会は函館、札幌、東京、名古屋、大阪からのツアーで行い、募集人員は300人。函館からの料金は大人1万1000円、子ども7000円で、日帰り。問い合わせは読売旅行札幌営業所TEL011・281・5765。
提供 - 函館新聞社
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