臨時町議会 渡島廃棄物処理広域連脱退でごみ処理施設負担を要求
update 2004/11/9 10:08
【上磯】上磯町の高谷寿峰助役(渡島廃棄物処理広域連合助役)は8日、南茅部町の同連合脱退に伴い「自治体合併が進み、構成町の枠組みも変わる」とし、今後、同連合を脱退する構成町が出た場合、引き続きごみ処理施設にかかわる負担を求める方針を示した。今後、何らかの形で明文化する。
同日開かれた第7回上磯町の臨時議会で、蠣崎孝議員の質問に答えた。
高谷助役は、南茅部町が脱退後も、同施設の維持運営費として13年間で約2億6000万円を支払うことについて「施設は全町で協議して建設したもの。負担することは一定の根拠となる」と答弁。今後も、同連合を脱退する町には負担金を求めることとし、詳細は残る構成12町で協議中とした。
また、函館市に支払うことになる、同連合の施設で処理し切れなかったごみの焼却委託料について「(ごみの量で定める)単価は、まだ示されていない」とした。
臨時議会ではこのほか、道町村会の決定に伴い、新潟県中越地震の義援金10万円を追加し総額107億1849万6000円とする、本年度の一般会計補正予算案など9件を原案通り可決した。
提供 - 函館新聞社
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