親子愛を感じる２００点展示／松井菊地親子手芸展

update 2004/11/7 14:54

　知内町の松井悦子さん（６０）と函館市亀田本町の菊地美登里さん（３８）親子による手芸作品展が２２日まで、函館市昭和の函館三菱ふそう自動車販売内ＦＵＳＯプチギャラリーで開かれている。小物入れやリースなど、ほのぼのとした親子の愛情が感じられる作品約２５種・２００点が並んでいる。

　松井さんが手芸を始めたのは、子育てが落ち着いたころ。「還暦を迎えた節目として、親子で作品展を開きたいと思った」と、同作品展開催ののきっかけを話す。「見るもの聞くもの何でも作りたい」と言い、創作意欲にあふれている。

　菊地さんは母の影響で、幼いときから手芸にはなじみがあった。結婚後、ドライブで出かけた先で見つけた木の実などを集めては作品に生かしている。菊地さんが作ったリースに松井さんが作ったブドウの飾りをつけるなど、力を合わせた作品も並んでいる。

　目立つのは、ブローチなどによく使われているフクロウ。松井さんは「『不苦労』といってお土産店で多く見られる。新しい商品の情報は娘からもらって、作品づくりに生かしている」と語る。

　菊地さんは「姉のような存在の母と作ってきた作品を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

提供 - 函館新聞社

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