合併後のごみ処理/当面は各町村の施設使用を継続・し尿は来年3月から市へ
update 2004/11/6 10:30
函館市の岡田芳樹環境部長は5日、市町村合併後も当面、渡島東部4町村(戸井町、恵山町、椴法華村、南茅部町)のごみ・し尿処理施設を使用していくことを明らかにした。恵山と南茅部のリサイクル施設は来年度以降も継続利用し、恵山の焼却施設は本年度末まで稼働させる。し尿については来年3月から現函館市の施設へ一括搬送するまで、既存施設の使用を続ける。
市議会民生常任委員会(浜野幸子委員長)へ提出した資料で示した。
戸井、恵山、椴法華3町村は現在、恵山地区衛生処理組合でごみを共同処分。恵山の施設で可燃ごみを焼却し、資源ごみを分別。粗大ごみは破砕後、木くずなどを燃やしている。
一方、南茅部は可燃ごみを渡島廃棄物処理広域連合の焼却施設へ運び、資源ごみと粗大ごみは町のリサイクル施設で処理している。
12月1日の合併後は、同日から南茅部の可燃ごみを市の日乃出清掃工場へ搬入するが、残る3町村分は本年度末まで、恵山の施設で焼却する。
資源ごみは合併時から瓶類を市リサイクルセンターへ送るが、ペットボトルと缶、プラスチック類は恵山、南茅部のリサイクル施設で処分を継続。来年4月までに、ペットボトルとプラスチック類の扱いを恵山の施設に一元化する。
4町村分の粗大ごみは本年度末まで両リサイクル施設で破砕処理するが、来年度から南茅部の施設で一括処理。木くずなどの可燃ごみは日乃出清掃工場で焼却する。
し尿については既存施設を来年2月まで使い、3月からは恵山に設ける中継施設に集めた後、市の処理施設へ運び込む。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。