市の台風18号被害総額9億2069万円に
update 2004/11/6 10:29
函館市の小柏忠久総務部長は5日の市議会総務常任委員会で、台風18号(9月8日)による被害総額(10月31日現在)が9億2069万円に上ったことを報告した。港湾の被害額が未確定で、最終的にさらに増加するのは確実。
住宅は全壊1棟、半壊・一部破損790棟、物置などの人が住んでいない建物は全壊14棟、半壊・一部破損323棟で、計1128棟、4億4535万円。
学校や教職員住宅の被害は34件1億243万円、社会福祉施設などは37件2715万円、街路・街灯などの都市施設は1608件4177万円など。公民館、図書館などの社会教育施設は6件921万円。
農業はビニールハウスの破損など60件1838万円、水産は漁船や共同利用施設の破損など51件2965万円、林業は私有林約1・5fの倒木で98万円など。商工業は屋根はく離やシャッター破損など83件で5660万円。
このほか、旧イギリス領事館、市役所本庁舎、観光街路灯といった公共あるいは公共的施設や、私立文教施設、公共交通機関、文化財などが合わせて1187件で1億7770万円。国の重要文化財太刀川家住宅店舗の屋根瓦の破損は433万円だった。(吉良 敦)
提供 - 函館新聞社
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