新「函館市」職員定数固まる/実増加員は392人
update 2004/11/5 09:53
函館市は12月1日の渡島東部4町村(戸井町、恵山町、椴法華村、南茅部町)との合併に伴う職員定数を4日までに固めた。消防を除く全部局の増員実数は392人で、トータル3716人となる。兼務職員などがいるため定数の増加は419人に上る。4町村から現函館市に異動となるのは19人で、4支所の実数はそれぞれ3―5人減少する。
見直しが行われる各部局の職員定数は、一般部局が254人増の1960人、教育委員会は71人増の566人、議会事務局は5人増の23人。
病院は南茅部と恵山両町の2病院分が増えるため、78人増えて777人。水道局は各支所に「営業所」を設け、10人増(いずれも各支所の建設課職員を兼務)の284人。このほか、1人増となる定数外派遣の79人などを合わせると、総定数は419人増の3806人となる。
現函館市での実質増加分となる19人の内訳は、議会事務局と水産課が各5人、財務課4人、新設する地域振興課と人事課が各2人、総務課1人。
4支所の一般部局は「地域振興課」「住民サービス課」「保健福祉課」「産業課」「建設課」の5課体制。教委、水道局などを含めた定数は戸井が69人、恵山140人、椴法華45人、南茅部145人となる。
市は、15日開会予定の市議会臨時会に職員定数条例の一部改正案を提出する予定。これを含め、合併関連の条例議案(市長提案分)は改正74本と制定22本の計96本に上る見通し。(吉良 敦)
提供 - 函館新聞社
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